夏のアイビー必須品 マドラスチェック・ショートパンツ

散歩

マドラスチェックは夏の定番

夏のアイビー・スタイルの定番といえば、VAN JACKETの時代からなんと言っても「マドラスチェック」のショートパンツが代表格と言って過言ではないでしょう。

マドラスチェックのクレイジーパターン・ショートパンツ

1粒で2度おいしい! マドラス&ソリッドカラー・リバーシブル・ショートパンツ

そんなマドラスチェックのショートパンツでありながら、ネイビーカラーの無地との組み合わせは、アイビー・スタイル好きの私には、まさに最強です。1粒で2度おいしい!とはこのことです。

ブルゾンやTシャツなどのトップスでは、リバーシブルモノはよくありますが、ボトムスでは、あまり見かけないのでは?と思います。

マドラスチェック&ソリッドカラー・ショートパンツ

製品をよく見てみると、ブランドタグはなく、ノーブランドです。洗濯ネームはついていて、㈱コダマコーポレーションと記されていたので、ネットで調べてみると、福山市に本社の置く50年以上の歴史があるボトムメーカーで、アウトドア・プロダクツやヘインズのブランドやセレクトショップの別注品を作って会社であることがわかりました。

素材は、インド綿使用とあるので、インド製のマドラスチェックが使われているものだと思われます。生産もインド製で、縫製は少々ラフな感じです。

デザイン面でいうと、ソリッドカラー側のフロントポケットが、ベイカーパンツのようなパッチポケット仕様になっているのですが、手を入れる間口が、若干狭く入れにくいのを除けば、いいデザインになってます。

シルエットタイトで膝丈の具合が良いです。昔の表現では、バミューダ・レングスといって、実にアイビー的であります。プレッピー・スタイルとの違いでいえば、プレッピーとは、80年代に生まれたスタイルの呼び方なので、80年代は、膝上丈の結構なショート・レングスが主流になるのでバミューダ・レングスは、実は古典的なアイビー・スタイルであるといえます。

その昔、シャネルの創始者であるココ・シャネル女史が「膝を出すデザインのスカートは下品だ」とミニスカートを批判したそうですが、メンズでも太ももを出すデザインというのは、いまの時代でも下品な感じがします。また、スネが隠れるぐらいの長めのシルエットは短足に見えてしまいがちで、落ち着いた大人のシルエットならば、膝丈ぐらい「ちょうどイイ!」シルエットではないでしょうか?

そのちょうどいい塩梅のシルエットのショートパンツが、リバーシブルで楽しめてしまう。これは最高です!何度もいいますが夏の最強アイテムです。

特に旅行に持っていけば、このボトムひとつあれば、いろんなコーディネートを組み合わせることができます。

もし、お店で見かけることがあれば、是非、購入することをお奨めします。

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