コロナ渦で生活環境がずいぶんと変わり、「太った」という人が多いのではないでしょうか。生活の変化で太るのは、運動不足や食べすぎなど理由はいろいろですが「太った」=「肥満」ということは事実です。「摂取カロリー」が「エネルギー消費量」をオーバーしている状態にあるということですね。
やっぱり、走ることがいちばん手っ取り早い
それを解消するのには、「走る」ことが一番手っ取り早い方法といわれています。体についてしまった贅肉(体脂肪)を絞るためには、運動することで、取り入れる酸素を介して脂肪を消費するいわゆる「有酸素運動」が有効なのはご存知だと思います。
「有酸素運動」が有効なスポーツには、他に「水泳」とか「バイク」などがありますが、「水泳」は、プールに通わなくてはいけないし、泳ぐ技術も必要です。「バイク」をするにもママチャリではできないので、スポーツタイプの自転車が必要になってきます。という意味でも「有酸素運動」を手軽にできるスポーツが「走る」ことです。
自分自身も10年ほど前から走っています。走り始めた頃というと「3.11」東日本大震災が起こった時期で、日本中が麻痺状態にあり、自ずと「生きる」という意味を考えさせられました。そんな生活環境が変わったなかで始めた「走る」ことをずっと続けてきたのですが、このコロナ渦で今度はどういう理由かあまり走れなくなってきました。あらためて「走る」ことについて復習しながら、モチベーションを上げていきたいと思います。
読者の方と一緒に走りはじめられたら良いのかなと。
第一歩・まずは、モチベーションを上げる
なんといっても、気分をあげていかなくては、どうしようもないです。「走るぞ!」という気持ちが湧き出ないとなかなか「第一歩」が踏み出せません。その「第一歩」として道具を揃えましょう。といっても、走るための道具って、「Tシャツ」に「短パン」と「ランニングシューズ」があれば、あとはなんとかなります。ここも「手っ取り早く」できる理由のひとつです。
ちょっといいランニングシューズを履こう!
ここでいちばん重要なのは、「ランニング・シューズ」です。ビギナーにとって走るという行為は、走りはじめたうちは、かなり身体に負荷をかけることになります。たとえ10〜20分程度のランニングであっても、足裏、膝や腰にかかる負担はかなりのものになります。だから、「ランニング・シューズ」だけは良いものを買いましょう。
「asics」「MIZUNO」の日本ブランドや「NIKE」「New Balance」「BROOKS」のアメリカ勢、「adidas」「PUMA」のヨーロッパ系などここらあたりのメジャーなブランドで1万円前後のモデルを選んでおいたら間違いないでしょう。
自分の場合は古くは「adidas」の「adizero BOSTON」や「asics」の「DSTrainer」「GTNY」「MIZUNO」の「WaveRIDER」、「NIKE」の「エピックリアクト」など履いてきましたが、どれも良いものでした。以前は、初心者というと膝などの負担を考えてソールが厚く、その分重くなるモノが多かったのですが、いまは「厚底」が主流になり、ソールの素材のポリウレタンフォームも軽量ものに改良されてきています。また、アッパー(靴上部の甲を包む)素材もニット素材が多く用いられるようになり、まるでソックスを履いているような軽量でフィット感があります。
イチオシのランニングシューズは?
おすすめはやはり、「厚底」ブームの牽引車「NIKE」の『リアクト』シリーズになります。2018年に”ふわ・かる・ぴょーん”のコンセプトで登場したシリーズでクッション性と反発性を兼ね備えたミッドソール「リアクトフォーム」を使用しています。
「リアクト」とは『クッション』と『安定感・高反発』という相反する性能を同時に備えた素材として開発されました。それまでNIKEではミッドソールのテクノロジーとしては「ズームエア」が採用されていました。「ズームエア』の特徴は圧縮した空気によってエアバッグのように衝撃を吸収しすぐに元に戻るという復元性がありの代表的な存在です。
一方、「リアクトフォーム」は弾力性に優れています。耐久性の高いポリウレタンフォームを使い反発性も高いので弾むような走り心地を体感することができます。また、耐久性にもすぐれていてずっとクッション性が変わらず、最後まで履きはじめのようなフィーリングを保ってくれます。最初はフワフワして馴染めないかもしれませんが、走り出すと適度な反発力があり前に推し進めてくれる感じです。
もうひとつの「リアクト』シリーズの特徴が、「フライニット・アッパー」です。ソックスに近い履き心地の「ニットフライ&シンセティック」素材を用いて、縫い目のないニットを編み込むようにしてつくるため、通気性もよくホールド感も確保して最初から足に馴染みます。
まさに最先端アッパーと最先端ミッドソール素材を組み合わせてつくられたのが『リアクト』シリーズなのです。
イチオシは、NIKE「エピックリアクト フライニット2」です。
「滑らかな履き心地と軽さを追求しフライニットアッパーが足にピッタリとフィットする。ソールにはリアクトテクノロジーを採用して柔らかさと反発力を両立し数百キロ走っても柔らかな履き心地と優れた反発力はそのまま持続」(nike.comから引用)
2018年にデビューしたこのモデルの初期型である「エピックリアクト フライニット1」をこの2年間で2足履いていますが、うえの引用文にあるようにいつまでも変わらないは着心地は本当に事実です。
NIKEが提供しているアプリ「NRC Nike Run Club」に記録しているデータですが、現在、この2足で900KMの距離を走っています。
2足ともに右側のソールのかかと部分が削れてしまいました(どうも走り方にクセがあるようです)が、まだまだ走り続けられそうです。 値段の1万円前後で、コスパも含めて「エピックリアクト フライニット2」はイチオシです。
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