リサイクルショップの古着が面白い
特にオシャレなアメリカやユーロの直輸入モノの古着屋や2ed STREETみたいなところではなく、不用品を扱うリサイクル系の古着屋は、値段が激安(¥100〜¥1500ぐらい)で時々、スゴイ掘り出し物が出てくる究極のトレジャー・ハンティング(通常、古着屋巡りはトレジャー・ハンティングなんですが…)
では、これからの季節の狙い目商品を紹介しましょう!
ブランドモノがびっくりプライス⁉️
この前も、エルメスの元デザイナー(いまはユニクロで有名になってしまった)のクリストフ・ルメールの10年ぐらい前の自身の名前を冠したMade in Franceのウール素材のライダース・ジャケットがなんと¥330(税込み)で売られていました。
また、写真のPOLO Ralph Laurenのカシミア素材のケーブルセーターが、毛玉出まくりの襟の網目が外れていてキズモノ扱いで¥330(税込み)で出ていました。

当然のことですが、ニットは外れた網目を継いであげれば、ほぼ修復しますし、カシミアは洗濯してあげる驚くほど肌触りが良くなります。

しかし、こういう商品をみていると、本当に値段というものがわからなくなります。この写真のセーターだったら、普通にPoloの直営店で買えば、¥30,000は下らないと思います。それが、税込みで¥330なんです。1/100のプライスになります。
たしかに、襟のリブが外れていたり、毛玉がゴロゴロでしたが、もう少し手入れをしてあげれば、一生モノとまではいかなくても、10年、20年はまだまだ着れるものです。
カシミアは着れば着るほど柔らかくなる!

カシミアには、着用するための作法というものがあります。しっかり、作法を守れば10年以上は着れて、しかも着心地最高になっていきます。
そこで、これから狙うべき古着は、ユニクロのカシミアニットです。
リサイクル系の古着店では、格安コーナーのラックをよく探すとハンガーに掛かった哀れなセーター(セーターをハンガーに掛けると型崩れして哀れな感じになります)の中に、たまに「繊維の宝石」といわれるカシミアのセーターがでてくることがあります。
慣れてくれば、手触りですぐにわかります。とは言え、よくできたアクリル100%のモノでも、同じような手触りがあるので、最後は洗濯ネームをみて、素材を確認しときましょう。
どうしてユニクロのカシミアなのか?
では、どうしてユニクロのカシミアなんでしょうか。他のブランドでもカシミア素材はありますが…
それは、いまから十数年前に、名だたるセレクト・ショップが、カシミア製品の品質偽装をした事件がありました。カシミアにナイロンやアクリル合成繊維を混ぜて、カシミア100%と表示して、堂々と販売していたというのです。
手触りだけでは、カシミア100%なのか合繊混紡なのはわかりません。(判別する方法としては、繊維を摘み取り、火をつけて匂いや燃えカスをみることがありますが)
そういった混紡の製品を有名なセレクトショップが、堂々とカシミア100%として売り出せば、消費者は、信じて買うことでしょう。
そして、この事件をきっかけに、アパレル業界自体の信頼が失墜したは間違いなかったのです。
そういう点では、ユニクロは上場企業で世界的な企業でもあります。特にコンプライアンスには非常に敏感であります。(最近でも、新疆ウイグル地区で生産された新疆綿は、欧米で輸入禁止処置にあげられたということもありました)
大手企業では、製品の材料のトレーサビリティ(追跡調査)が徹底されています。なので、ユニクロのカシミアについては安心だといえるのです。
ユニクロの使っているカシミアってどれくらいのランクなの?
カシミアには品質のランクがあるそうで、だいたい1〜10にクラス分けされているそうです。
ヨーロッパのラグジュアリーなブランドで、1〜3クラスを使っていて、実際にユニクロが使っているカシミアは、ほぼ真ん中の5クラスであるということです。

それでも、日本というより世界で、カシミアをポピュラーな価格にしたのは、なんといっても、ユニクロです。
「繊維の宝石」といわれて、Vネックセーターでも、¥30000前後はしていた高級素材だったカシミア。 シルクと並ぶ非常にプレミアムな素材に市民権を与えたことは大きいと思います。
グッドプライスがさらにグッドに!
ユニクロのカシミアセーターは、通常で¥10000ぐらいの価格です。期間限定では¥4800ほどになりますが、それでも安いです。それが、わたしの行っている古着屋さんでは、なんと、安いものなら¥330(税込み)で売っています。 多少の毛玉があり、多少の使用感はありますが、そこそこ程度の良いモノが多いような印象です。
元々、正規の商品でも、安い価格なので、多少の毛玉ができれば、使い捨て感覚で処分する方が多いのでしょうか?結構、程度の良いモノを見つけることができます。
それでも、出会えるケースはそう多くはないので、見つければ、即ゲットするのがいいと思います。
実に残念な使い方をされるユニクロのカシミア?
そして、実に残念なことなのですが、ユニクロのカシミアニットを使い捨てされた方は、カシミア素材の魅力を十分に享受されていないのです。
実はカシミアは、洗うことによって、もっと肌触りがグッと上がるのです。
カシミアの洗濯方法・自宅でウォッシュでOK?

カシミアは、デリケートな素材というイメージがあります。特にウール素材の中でも極細のウールは、確かに繊細です。
ところが、カシミアは、編み立てはじめはゴワゴワで硬いのです。それをニットメーカーさんは、家庭用の洗濯機で柔らかく洗いをかけていきます。
そうすることで繊維の毛足が立って、カシミア独特の風合いが出るのです。
ですので、買ってからも手洗いすることはとても良いことなのです。
特に古着のニットは、前の人の汗や皮脂、ヨゴレや場合によっては匂いが気になるので、どんどん洗いましょう。
お楽しみはこれからだ!
では、洗い方を説明します。
市販のウール洗い用洗剤で十分です。
①ぬるま湯(30℃程度)5リットルほどに適量の洗剤を溶かします。
②ニットをぬるま湯につけたら、優しく押し洗いします。
③押し洗いしたら、軽く絞ってから、ぬるま湯ですすぎます。
④軽くすすいだら、洗濯機で軽く脱水(40秒ほど)します。
⑤もう一度、ぬるま湯ですすいで、洗濯機で脱水します。
⑥形崩れしないしないように、日陰で平干しにして乾燥させます。
⑦スチームアイロンを軽く当ててから、最後に逆目方向にブラッシングして、小さなゴミを取り除いたら、完成です。
カシミアは着れば着るほど、柔らかさが増して行きます。
そして、これも重要なポイントなのですが、着用後にブラッシングすることで毛玉ができにくく、ツヤが出ます。こうして何十年のカシミアを愛用してる達人がいます。
洗うことと着ること、そしてブラッシングで、カシミアののトロとした風合いが出ます。
値段が安くて、クリーニングがめんどくさいので、買ったままの状態で手放す方がいるのですが、これは本当に勿体ないことです。
おたのしみはこれからなのに
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